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2023.05.18
住まいについての思い

「家の美は心の美をつくる」

東京都文京区春日高台に佇むヴィンテージマンション「川口アパートメント」。
そのホールの壁面に飾られている大きな書、『家の美は心の美をつくる』
建築主である第1回の直木賞作家、川口松太郎氏の書です。
奥が深い、素敵な言葉です。

このマンションを企画運営をしたのは、川口松太郎氏の長男、川口浩氏。
子供のころに見た川口浩探検隊、と言えば昭和生まれの方には分かりますよね。

建築全体や共用の空間設計、細部にまでこだわりが貫かれ、2つある中庭から、家の中に自然の温もりを感じるように設計されています。
昭和のモダニズムが生んだ当時の高級マンションというところでしょうか。
昭和39年竣工で築60年近い歳月を重ねていますが、今なお大切に住み継がれているのだそうです。

貧乏から苦労を重ね流行作家となった川口氏、住まいに対する強い想いを込めた言葉には、憧れや祈りのようなものが込められているのでは・・・
このマンションを紹介している記事には、そのように書かれていました。

「家の美・・・」、求めるものは人それぞれだと思いますが、心地よいと感じる空間で暮らしている人は、確かに心が満たされているように思います。
でも、心に余裕がなければ 「家の美」 などと考えることも難しいのかもしれませんね。
家づくりに携わる者として、住まいの美、心の美、豊かさとは何かを問いかけられたように思いました。

とりあえず整理整頓とか、身近なところから始めましょうか。
そして家づくりは弊社へご相談ください。家から始まる「心の美」づくりをお手伝いさせていただきます。

PS. 川口アパートメントに興味のある方は、Google map で検索してみてくださいね♪